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感染根管処置

2020年2月13日  カテゴリ:診療風景



前歯2本がほんのり赤紫色だった。

もしかして神経治療の途中ですか?
思わず訊ねてしまった。

かかりつけの先生には一応終わってると。

えぇ…。

ある方のご紹介でお会いした30代女性。
笑った時の上唇の捲れも大きく前歯が良く見える。
それだけにこの変色歯2本はちょっと。
それよりもこの歯の将来が心配。

来院していただいてレントゲンを撮影する。
2本共にかなり大きな根尖病巣があった。(写真左赤ライン)
ちなみに痛みや腫れは全くなし。

歯内療法にもいろいろな状況がある。

生きてる神経を除去する場合。
虫歯を除去していくうちに歯髄まで到達し、
神経を取らなければならなくなる。
これは治療後の予後も比較的良い。

次に神経はあるが死んでしまっている場合。
何らかの理由でいつのまにか神経が死んでしまい、
根尖に膿を作ってしまっている。
これは治療後の予後も微妙。

最後はすでに神経治療が終わっており、
封鎖用薬剤が入っているにもかかわらず、
根尖に膿を作っている状態。
これも同じく治療後の予後は良くない。

こちらの患者様の場合は2番目。
なので腐敗した神経を除去し消毒洗浄を繰り返す。
そして最終的には遮断するための薬剤を填入。
神経を取ると乾燥し劣化するので補強が必要。
ファイバーの支柱をレジンで一体化させ、
オールセラミッククラウンを装着した。

かれこれ10年以上経過しレントゲンを撮影。
根尖の病巣は奇麗になくなっており、
新しく歯槽骨が再生されている。

これを感染根管処置と言います。

最先端の高度な技術の取得も大切ですが、
このケースの様な基本的な治療が大切です。
日本の歯内療法治療費はアメリカの20分の1。
だからかもしれないが再発感染根管処置率が高い。

歯内療法がうまくいっていたとしても、
咬合負担に耐えることができなくなることがある。
神経を取ると乾燥し劣化してくるので、
ヒビが入ったり割れたりすることがある。

なので補強用の支台築造もとても大切だ。

歯科でも専門医制度が確立されてきた。
近隣の歯内療法の専門医とも提携し、
難しいケースはご紹介したりしている。
私は日本口腔インプラント学会専門医であるが、
歯内療法も修復補綴処置も外科処置も行います。
総合歯科診療のKU歯科クリニックです。

これから先何年この状態で持ってくれるか楽しみだ。
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