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ヘミセクション逆延長ブリッジの予後

2018年7月14日  カテゴリ:診療風景



ヘミセクションとは悪い歯根のみを分割抜歯し、
良い歯根のみを保存することを言います。

ただし本来は複数の歯根でバランスをとっている歯なので、
歯根の本数が減るとバランスが崩れてきます。

なので、他の歯と連結することがほとんど。

でもそんなに簡単に歯を連結していいのでしょうか。

だってつながってるということは、
1か所が当たっただけで全部が揺れる。
本来関係のない歯が横揺れすることになる。
揺れればかぶせ物は歪み隙間が生じます。
そのわずかな隙間から最近感染を起こし、
新たな2次う蝕が広がっていく事も…。
咬合負担は許容量を超えて大きくなりますからね。

神経がない歯は痛みなく静かに病態は進行します。
気づいた時にはボロボロになってるなんてザラです。
つながってるから最悪な状況まで気づきにくい。
連結を外してびっくり…なんてよくあります。

なので神経を取った差し歯やブリッジであればあるほど、
無症状であっても定期的な検診が重要なのです。

ヘミセクション逆延長ブリッジ

長い人生を振り返ってこの長期予後はどうだったのでしょうか?

たしかにヘミセクションして残した半分の歯根はまだなんとか維持できそう。
でもブリッジにしたせいで奥の歯に余計なダメージを与えてしまったことも確実。
もちろん歯科治療技術や材料器材の進歩によって今と昔でだいぶ違うかもしれないが、
私個人的にはできるだけ連結させることは避けたいと言うことは今も昔も変わらない。

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