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抜歯基準は?

2018年10月12日  カテゴリ:診療風景



残念ながら抜歯です…。

できるだけ抜歯せずに残してあげたいと思ってますが、
レントゲン写真やCTの3次元画像を診たら仕方ありません。

「なんとかもたせるだけもたしましょうか…」

その場限りの優しい言葉をかける人もいるかもしれませんが、
そんな無責任なことは逆にできません。

痛みや腫れがあるかどうかは患者さんの免疫力によって違います。
慢性化しちゃうと健康な方はかなり酷くなるまで無症状なこともあるんです。
でもここまで歯根嚢胞が大きくなってしまい頬側の皮質骨を広範囲に溶かし、
また前後の健全歯にも悪影響を及ぼしかねない状態ならやはり残せません。

でも…、

次の一手を持ってない先生はどうしようもなくなるまで残すこともある。
でも長期的な予後を見据えたら少し早めの判断が大切なんです。
その時嫌われても後々良かったって思ってもらいたいですから。
その場限りのいいこと言うのは簡単なんですけどね。

患者さんは検診のつもりでいらしたのに、

「歯を抜かなきゃダメ」

だって…。

これを理解してもらえるようにお伝えするのって大変なんですよ。
痛みも腫れもなく無症状で他の目的でいらっしゃってるのですから。
なんで抜歯???って驚かれちゃいますからね。
医療人は説明力もとても大切なんです。

でもこれが「定期検診」なのです。

ちゃんとしっかりチェックしていれば見逃すはずがないこの状況。
「大丈夫だろう…」と思って楽天的に診るのではなく、
「もしかしたら何かあるかもしれない…」って疑って診るのは全く違う結果になる。
医院のコンセプトにもよるし歯科医師の性格によっても違いますよね。

抜歯したら歯根に大きな嚢胞がくっついてきた。
掻把したら中からたくさんの白色の膿汁が滝のように流れてきた。
更に抜いた歯の歯根を診るとやはり穴を補修した痕跡もあった。
このレントゲンだけでなくCTで3次元的に確認したら、
歯根周囲に嚢胞があったのです。

抜歯して正解だった。

予想以上の状態に絶句…。
なぜこんな状態で無症状だったのだろう。

 
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