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歯科の精密診断(CT)の必要性

2020年6月19日  カテゴリ:診療風景

 

これは一般的な基本検査で行うレントゲン写真。(写真上)
狭い範囲の2次元画像になります。

このレントゲンで言う右から2番目の大臼歯(右上6番)の詰め物が外れて、
神経が死んでしまっているのはこのレントゲンでも容易に想像できます。
患者様ご自身は痛みなどの自覚症状は全くありません。

 

同じ日の同じ部位のCTの3次元画像。(写真上)

これをみると問題の右上6番根尖部には大きな嚢胞ができており、
その奥の右上7番根尖付近にまで透過像(骨がない部分)が及んでいる。
神経が死んで根釧病巣を作っているだろうなとは最初の2次元画像でも思いましたが、
さすがにこれだけ広範囲に病巣が広がっているとはなかなか予想できません。
CT撮影し3次元画像を診るかどうかで治療方針や患者様の心構えも変わってきます。

ちなみに奥に親知らずが手前の7番歯頚部に食い込み埋まっています。

治療テクニックをトレーニングするセミナーやハンズオンコースは溢れかえっているが、
全ての医療行為の前に正しい診断ができてないとそれは全く意味をなさないものになる。
正しく診断するには正しい詳細情報がなくてはならないのは当然のこと。

歯科の精密診断(CT)は数年に1度は行っておいたほうが良いかもしれないですね。
アナログの時代と違いデジタルですし当グループでは歯科専用のCTを採用しています。
撮影範囲にもよりますが1回のCT撮影は東京ーニューヨーク間の被爆の5~10分1程度となります。

ぜひご相談ください。

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