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インプラント埋入時期について

2020年9月11日  カテゴリ:インプラント治療





インプラント埋入時期についてのご質問やご相談をよく受けます。

すでに数件の歯科医院でご相談されていたり、インターネットで検索されたり…。
またはお近くに経験者の方がいらっしゃったらその方から直接聞かれるかもしれません。
あまりにも皆がバラバラな解答なので逆に混乱される方も多くいらっしゃるようです。

① 抜歯後半年以上あけてから埋入したほうが良い
② 抜歯後2か月くらいで埋入したほうが良い
③ 抜歯と同時に埋入したほうが良い

大きく分けるとこの3つになるかと思いますが①②③のどれも正しいのです。

創世記のインプラント治療は取り外し式の入れ歯を固定式にしたい高齢者の方が大半でした。
すでに入れ歯を使用しているのですから①の抜歯後半年どころか数年経過したケースばかり。

・歯を抜かなければならなくなった

・ブリッジにもできない/入れ歯にしたが合わない

・インプラント治療をする

こういったプロセスででインプラント治療を希望される方が大半だったのです。
しかしこれでは健全な歯に負担をかけてしまってからのインプラント治療になります。
徐々にインプラント治療の成功率が上がり広く一般的に認知されるようになって、
ブリッジや入れ歯にせずに最初からインプラントにしたほうが良いと考えるようになりました。
そうすればインプラント治療の最大のメリットである「他の歯に負担をかけない」を生かせるからです。

更にインプラント治療は進化して、

・外科処置が必要である
・治療期間が長い

などのデメリットを最小限にするために様々な工夫がされていきます。

軟らかい骨質や抜歯した穴があってもしっかり固定しやすいデザインが登場。
ボディ全体が砲弾状になり初期固定用のスレッドが深く鋭利なものが主要メーカーから登場。
またインプラントの表面性状も生物学的に骨と一体化しやすく加工されるように。
そういった進化から「条件が揃えば抜歯と同時にインプラント埋入する」ようになりました。
特に前歯や小臼歯といった抜歯した穴とインプラントのサイズギャップが小さい場合は、
同時に行ったほうが元の組織形態を崩さずに自然な形態で仕上げやすいことも分かってきたのです。
なので、更に条件が揃えば一気に固定式の仮歯まで装着まですることも行うようになりました。

このように歯科インプラント治療は日進月歩で進化しているのです。

歯科に限らずどんなことでもインターネットなどで情報収集をする際には注意が必要です。
必ず、情報の掲載年月日がいつかと情報ソースは何かということを確認してください。

インターネットには最新情報だけではなく古い情報もたくさん掲載されています。
古い情報を確認することも大切ですがその情報がいつのものかを必ず確認してください。
意外と古く軽く10年以上前の情報だったりしますので注意が必要なのです。

また情報源もいろいろで、学会誌と商業誌と個人の意見と様々です。
一流新聞もあればゴシップ誌があるように医療情報も様々ですのでこちらも注意が必要です。
癌の民間療法のようにちょっと…なことも情報として出てきますので情報源の確認が大切です。

まだCTが今ほど普及もしてないアナログなフィルムの静止画で読影していた時代と、
3次元のデジタルデータをシミュレーションソフトでプランニングしサポート器具まで製作できる現代では、
インプラント治療のプロトコール(手順・計画)そのものが大きく違って当然なのです。
皆さんご存じの通り現在は医科の世界でも開腹手術ではなく腹腔鏡下手術が盛んにおこなわれています。
開腹して直視しなければわからなかったことがCTやMRIなどで事前に情報収集できることの恩恵は大きい。
数週間の入院で社会生活に影響が大きかったことが、日帰り手術になったのも医学の進歩のおかげです。
なので、担当医の技術力や経験、そして考え方によって同じ症例でも①②③とバラバラになって当然なのです。

どんなことでも正しい最新の情報を収集しご自分できちんと理解し決めなければなりません。
しっかり納得できるまで安易に決めずに複数の医院でご相談されることも良いと思います。

ちなみに当院では①はほぼなく90%が②または③のプロトコールでインプラント治療を行います。
ゴールは高いままで手術回数を最小限にし痛みと腫れが最小限になるよう最大限の努力をいたします。

文責 KU歯科クリニック 梅田和徳

ちなみに上記の写真のケースは抜歯即時インプラント埋入です。
抜歯前の天然歯の歯根方向がわずかに手前の歯(左)側に向いていたため、
インプラント埋入方向を和スカに奥の歯(右)側に傾けて埋入しました。
おそらく抜歯した歯根方向のままインプラントを埋入したとしたら固定が困難になったでしょうし、
両隣在歯との間隔が適切に保たれず手前の歯(左)に近づきすぎてしまったと思います。
なので理想的な位置にやや傾けて埋入し既存骨に固定しやすくしたのです。

痛みや腫れの少ないインプラント治療(下顎大臼歯部)



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