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限界を知りあきらめること

2020年7月27日  カテゴリ:抜歯・親知らず





歯根の先端に膿ができる歯根嚢胞ではなく、
複数歯根を持つ歯の歯根の分岐部に病変ができる。
外科的に再生療法などを行ったとしても成功率は低く、
5年で約50%の歯が保存不可能となっている。

ラストチャンスは歯根分割し分岐部病変を除去する方法。
うまくいけばそれぞれの歯根をクラウンで再びつなぎます。。

他の歯科医院で昔行ったそうですが、
今回残念ながら歯肉の腫脹と排膿と骨吸収が進行。
残念ながら抜歯することになりました。

この2次元のレントゲンではわかりにくいですが、
近心根のメタルコアの接合部が一部割れてました。
なので手前の歯の支持骨まで吸収が進行していたのでしょう。

もちろん安易に抜歯せず可能な限り保存に努めます…
これはすべての歯科医師が当たり前に思っていること。

今回も遠心根だけ残すのもありかなとも考えました。
手前の不適合なクラウンを外しブリッジにする。
または奥の7番の詰め物を外してブリッジにするのもあり。

しかしブリッジは失った歯が本来負担すべき咬合力を、
前後の支台歯が過剰に背負うことになるのです。
神経を取って乾燥してもろくなった歯は、
この負担に耐えられなくなるのです。

耐えられなくなった場合はブリッジを壊して抜歯…。

こんなことの繰り返しでどんどん欠損歯が増えていく。
可能な限り安易に歯を抜歯せず保存に努めますが、
周囲に取り返しのつかない悪影響を与えるのはダメです。
また弱っている歯に過剰な咬合負担させるのもダメです。

可能な限り歯をつながず1本1本…。
咬合バランスは28本で分散させたほうがよいのです。

その場限りの救いの言葉に惑わされないよう注意してください。
ドラスティックな厳しい言葉を勇気を出していってくれる人は、
長い長い物差しで患者様のことを考えてお伝えしてることもあるのです。

どこかで限界を知りあきらめること

これも大切です。

歯は飾りではない



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